糖質制限について 20210819

健康

 

健康を維持するために、普段からやっていることはあるが、まずは食事について。


糖質制限を始めたきっかけとその後

 5年くらい前に健康オタクの嫁から半強制的に糖質制限をやらされた。
 それと関係があるのだが、40歳を過ぎてから、ご飯や麺類の大盛りを食べると、直後に体が猛烈にだるくなることがあった。
 糖質制限を始めてから、ご飯(炭水化物)の量が減ったので食後のだるさがなくなった。

 後で分かったことだが、このだるさは血糖値の増減によるものだった。

 本格的な糖質制限は1年半くらい続けただろうか。1年を過ぎたあたりから体重が7~8Kgくらい減り始め、これを続けたらやばいかもと思い、極端な糖質制限は中止した。以降は糖質制限前の1/3から半分以下くらいの炭水化物を毎食とるようにしている。

 現在はBMI21前後なので、ほぼ適正体重を維持していると言える。

私のやった初期の極端な糖質制限

・食事はご飯、パン、麺類を取らず、多めのおかずのみとする。

・1日3食のうち1食は普通食の半分以下を目安に炭水化物を食べる。

・野菜類の量は普通食と変化なし。特に増やしていない。
 ただし、糖質の多い、イモ類、ニンジン、カボチャは減らした。

・その他は特に制限なし。肉、魚、卵、チーズは好きなだけ食べてよい。
 脂っこい肉も可。
 酒の量も制限なし。但し、焼酎、ウィスキーなど蒸留酒に限る。

 

糖質制限の体重減少以外のメリット

・食事前の空腹感が少なくなった。
 低血糖状態の時に空腹感を感じるらしい。
 糖質制限すると、血糖値の上昇が少なくなるため、インスリンによる低血糖への移行も穏やかになり、空腹感が少なくなるのではないか。

・食後のだるさがなくなった。
 血糖値の上昇が少ないためか。

・日中に眠くならなくなった。
 糖質制限以前は昼食後に眠くなったが、それがなくなった。

・酒が翌日に残りにくくなった

実感できるメリットは以上。

糖質制限のデメリット

・食費が高くなる。
 安い炭水化物を減らすので、他の食べ物を増やさなくてはならない。
 安く糖質制限をするなら、ゆで卵の常備がおすすめ。 

・最近は少なくなったが、私が糖質制限を始めた頃の5年前くらいは、外食に行ったとき「ご飯半分で」というと店の人に変な顔をされた。

 大盛りが売りなので仕方がないが、特に安い定食屋などではよく見られる傾向。

・長期的に糖質制限すると寿命が縮まる、という研究結果がある。
 これはさらなる今後の研究を待つしかない。

まとめ

 調べると、糖質の取りすぎにより、糖尿病になって高血糖を放置するとかなり体に悪いらしい。
 血管の糖化によって、腎臓や目がやられる、脚の末端の血管が壊死して下肢切断、認知症も進みやすくなる。

 いろいろ怖い事が多い。

 結局のところ、糖質は体にとって栄養でなく、単なるエネルギーでしかない。糖質(エネルギー)を取りすぎると、血中の余った糖質が肝臓で中性脂肪になり、それが皮下脂肪になって太る。

 私自身のことを言うと、現在は糖質制限とまでいかないが、同世代の男と比べると、糖質の摂取量は1/3~半分といった、生活を続けているが、体調の不調は特にない。

 時々は若いころみたいに大盛り飯を腹いっぱい食べてみたいと思うこともあるが、それももう無理そうだ。体が受け付けない。

 また、脂っこいものは太ると言われるが、私の人体実験の結果では、糖質制限を続けている限り、脂身の多い肉をたくさん食べ続けても太ることはなかった。おそらく、脂っこいものはご飯が進みやすいので、ご飯を食べすぎて太るということだと思う。

 最近は寿司屋にいっても「ご飯少な目で」と言えば対応してくれるし、牛丼屋も糖質フリーのものも増えている。

 5年前よりは糖質制限をやりやすくなっている。

 全く糖質を取らなくてもエネルギー源を作り出す代謝回路もあるらしいが、それについては今後書きます。

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