ここ1週間くらい米国株と日本株の下がりが大きい理由 20210921

 私は市場を読むのはムリというスタンスで、ニュースの深堀りはあまり意味がないと考えているが、勉強のために少し考えてみようと思う。

現在(2021.9.20)の株安傾向について

 中国不動産最王手の中国恒大が破綻するのでは、という憶測から、中国株をはじめ、米国、日本も下げている。

  • この規模の企業の破綻があれば、中国では連鎖的に株安が起きるのは当然。
  • 中国の不動産業界の不良債権の話は有名で、不良債権の問題が顕在化すれば、中国国内の景気は急速に悪化する。
  • 当局が救済すれば良いが、現在、「共同富裕政策」が行われており、大々的に大企業を救済するのは難しいか。彼の国では、何事も「無かったこと」にするのが得意なので、本当に危なくなったら秘密裏に救済するかもしれない。
  • 中国都市部ではマンションの値段が上がりすぎており、数年前からバブルだと言われていた。
  • 中国政府の幹部は日本のバブル崩壊を詳細に研究しており、バブル崩壊は起こさせない対策を講じる、と思いたい。

中国が本格的に景気悪化したらどうなるか

  • 日本の輸出がガタ落ち。
  • 米国のテック企業の業績ガタ落ち
  • 中国に進出している企業の業績ガタ落ち
  • 台湾と中国の関係がさらに悪化。台湾の半導体が中国に入ってこなくなり、中国で組み立てを行っている米のテック企業はさらに大打撃を受ける。

こうなる前に中国政府が政治的にも経済的にも手を打つと思いたい。

 

まとめ

 中国の話になると、多分に政治的な内容も含んでくる。

 私は経済分野には関心はあるが、政治には全く興味がなく、良くわからないので、浅い読みしかでず申し訳ありません。

 これも私見でしかないが、VIX指数は25前後となっており、今の時点でそこまで深刻になることもないと思っている。

 悲観的なことばかり書いたが、暴落は買いのチャンスでもあるので、めげずにウオッチしていきたい。

※投資は自己の判断において自己責任によっておこなってください。また、本記事は特定の投資を推奨するものではありません。


コメント

タイトルとURLをコピーしました